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    『プリンセス・トヨトミ』 万城目学

    • 2011.04.17 Sunday
    • 00:20
     万城目学 『プリンセス・トヨトミ』 (文春文庫)



     独立国家 大阪国


     やっぱりね。
     うすうす、私もその存在を感じてはいたんです。

     あの日本人離れしたせっかちさ

     あの日本人離れした笑いと粉もんへのこだわり

     あの人類離れした大阪のおばちゃんのパワフルさ



     納得。(笑)



     ……失礼しました。
     でも、なんかお隣さんの神戸っ子である私から見ても、大阪って独特な文化がありますもんね。それに、ホンマに太閤さん大好きだし。本当に豊臣家の末裔を守り続けてきた「大阪国」ってもんがあっても、なんか「そーなんやぁ」って認めちゃいそうな気がします。




     橋下知事、大阪都なんてやめて、大阪国にしようぜ!!




     今より支持者増えるかもよ(笑)



     さて、小説には大阪の実在の場所もいっぱい登場。
     空堀商店街とか、大阪府庁とか、それこそ大阪城とか。

     そういえば、こないだWEAVERのライブで行った「NHK大阪」の向かいに、大阪府庁があるんですよねぇ。そして、そのすぐそばには、「大阪城」!

     ちょうど最近大阪城みてきたところだよー!!

     そうか!

     豊臣家の末裔に危機が訪れたとき、真っ赤になるのか!

     そして、あの下に、本物の大阪城があるのか!

     見てみたいなぁ。
     そう思うと、ものすごくワクワクするね。

     『鴨川ホルモー』も『鹿男あをによし』も読みましたが、本当に、万城目さんの空想力・発想力には脱帽です。いつもいつもその突拍子もない世界観に驚いてしまいます。
     でも、京都とか、奈良という土地の持つ記憶や雰囲気を巧みに用いているので、

     ひょっとしたら、そういう世界があるかもしれない…

     という疑いを持ってしまうんですよね。今回も、まんまと持たされてしまいました。




     キャラクターについては、会計検査院の3人は良い感じでした。

     ただ、真田大輔くんを、「女の子になりたい男の子」にする必要性については、ちょっと「?」だったかなぁ。
     400年ひそかに守られてきた大阪国と公権力の戦いを、少年の戦いと重ねようということ?だったらもう少し軽い事柄でも良いような…。それとも大阪国を守ってきたのは男だけだけど、大阪国総理大臣の子どもを「女の子」にすることでつなげようということなのかなぁ…。

     難しいことはわかりませんが、個人的には少し違和感ありでした。

     それから、登場人物の名前がいちいちニヤニヤでした。
     大阪国総理大臣は真田さん。モデルは言うまでもなく真田幸村。総理の子ども真田大輔くんは、幸村の子どもの真田大助かな。
     関係者には石田さん(石田三成)や片桐さん(片桐且元)や長曽我部さん(長曽我部盛親)。
     逆に会計検査院側は、松平調査官(徳川家)。鳥居調査官は…鳥居元忠?
     旭ゲーンズブール調査官は、秀吉の妹で、徳川家に嫁いだ旭姫か?会計検査院側の人間だけどもとは大阪国の側の人間ってことか。考えましたね(笑)

     そして、橋場茶子。

     …って、ちょっとわかりやすすぎませんか(汗)
     だれが「プリンセス」=「OJO」なのか一目瞭然すぎ。隠そうとは思ってなかったのかもね、はじめから。



     日本国から大阪国へ毎年流れる金、5億円。
     税金の使途として不当、無駄遣いであると指摘する会計検査院(松平調査官)と、大阪国総理大臣真田とのやりとりは面白かったです。

     あくまで合理性の観点から必要性を検査する松平調査官。
     対して、400年の伝統、人々の思い、親子の絆などから大阪国の意義を語る真田総理。
     「理」と「情」の対決って感じですね。

     最後に松平調査官が出す結論。
     私的には、そうなってほしいなぁという結論だったのですが、

     本当にそれでいいのか、松平!

     という気がしなくもない。

     でも、これでよかったんだよ!ロマンは守られた!(笑)



     ってことで。
     万城目さん、これまで、奈良・京都、そして今回は大阪を舞台にしてきました。


     ってことで、




     次は神戸の番やんね!?



     こうべよいとこいちどはおいで!
     ほんのちょっとだけど、都もおかれたし(福原京)、源平ゆかりの地もあるし、楠公さんもいるし。

     まきめん、待ってるぞ 

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    • 2011.12.18 Sunday
    • 00:20
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      コメント
      映画もたのしみですね!
      売れっ子作家で、万城目学の最新作にして、
      大傑作というフレコミの『偉大なる、しゅららぼん』が、04月26日に上梓されますよ。

      彼の運命の秘密を読み解いたコラムがここで読めます☆
      http://birthday-energy.co.jp
      彼の宿命からいえるのは、もし名誉を得るなら今年だということ。
      じゃ、この最新作?
      「運命2011これがあなたの生きる道」も配信中です。
      ぜひ行ってみてくださいね♪
      • ヨウ
      • 2011/04/25 12:33 AM
      こんにちは。コメントありがとうございます。

      映画、楽しみですね。
      ちゃんと見たわけではありませんが、映画では鳥居と旭の性別が逆になってるのかな?
      そういえば、鹿男あをによしのときも、同僚の先生の性別逆になってた。あ、それも綾瀬はるかだったなぁ。
      • 一馬
      • 2011/05/01 3:14 PM
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